2018.11.08

 
 
『ビットコイン10周年。ブロックチェーン技術の原点とこれから』
 
10月31日、ビットコインは10歳の誕生日を迎えました。今回はその原点とブロックチェーン技術のこれからを考えてみたいと思います。

ビットコインの始まりは、2008年10月31日にひっそりと公開された1本の論文です。暗号学のメーリングリストに投稿された 「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という8ページの論文には、それまで実現不可能だと思われていた「銀行などの第三者を介さずに送金できるデジタル通貨」の実現方法が記されていました。

論文の著者は「サトシ・ナカモト」。日本人の様ですが、仮名だと言われており、その正体は未だ明らかになっていません。

2009年1月上旬には、最初のビットコインプログラムがリリースされ、それ以来そのシステムは止まることなく稼動し続けています。最初の1年間はあまり普及せずに終わりましたが、その間にビットコインは熱心な支持者を集めていきます。彼らは自主的にオンライン掲示板(フォーラム)やUSドルとの交換所を立ち上げて、ビットコインコミュニティを盛り上げようと活動しました。

協力者が増えていくなか、サトシ・ナカモトは2010年12月12日を最後にインターネット上から姿を消します。しかし、発案者がいなくなっても、ビットコインの開発と普及は有志によって進んでいきました。この自主的かつオープンなスタイルは今日までビットコインコミュニティのカルチャーとして引き継がれています。

さて、ビットコインはこの10年間で、数千人が熱狂するマニアックなおもちゃから、数千万人が利用する法定通貨以外の決済通貨へと、その役割を変化させてきました。

それに伴い、ビットコインをはじめとした「誰でも利用できるタイプのブロックチェーン」(パブリックチェーン)には解決すべき様々な問題が生じているのが現状です。

現在、パブリックなブロックチェーンが抱える主な課題は以下の通りです。

・取引速度の遅さ
・異なるブロックチェーンの互換性の無さ
・プライバシー(パブリックチェーンに記録された情報は原則公開されるため)
・セキュリティ
・国際標準化
・開発方針の決定方法
・激しい価格変動

このなかでも、解決されたときに私たちの利便性が直接的に向上する課題は「取引速度の遅さ」と「異なるブロックチェーンの互換性の無さ」ですが、これらの技術的な問題を解決するプロジェクトは日進月歩で進行しており、徐々に実用化されつつあります。

ビットコインもブロックチェーンも、誕生からまだ10年しか経っていません。これからの10年で、ブロックチェーン技術がどのように進化し、私たちの暮らしをどのように変化させていくかを体験できる時代に生きていることは非常に楽しみですね。

関連資料:
ホワイトペーパーの公開から10年、Satoshi Nakamotoはなぜビットコインを創ったのか
Cosmos ブロックチェーンを相互に繋ぐ分散型ハブ・ネットワークの革命
 
 
■ 仮想通貨交換所ザイフで6000万ドルを盗んだハッカー、特定か
http://vc.morningstar.co.jp/001617.html

■ Ethereum創設者の企業が小惑星資源開発ベンチャー買収。「ブロックチェーンは宇宙での商取引に最適」
https://japanese.engadget.com/2018/11/04/ethereum/

■ ブロックチェーンは電力取引にも使える? エストニアでの実証実験で見えた課題と限界
https://wired.jp/2018/11/07/blockchain-energy-renewables-estonia-tokenisation/

■ フランス、仮想通貨所得税が来年1月から30%に減額の見込み
https://jp.cointelegraph.com/news/new-amendments-to-french-finance-bill-would-ease-taxes-for-crypto-related-revenue

■ 東京海上日動とNTTデータ、にブロックチェーン活用した外航貨物保険の保険金請求の実証実験完了
https://jp.cointelegraph.com/news/tokio-marine-nichido-and-ntt-data-finished-poc-of-blockchain-use-for-insurance-service
 
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