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2019.11.21

 
 
『未来の証券取引はずっとスムーズ?来年以降、ブロックチェーン上の証券取引が活発になる可能性』
 
11月上旬、証券領域へのブロックチェーン導入を予感させるコンソーシアム(企業連合)の設立が発表されました。今回はこのニュースを基に、未来の証券取引を想像してみましょう。

11月7日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社3社が主導して「ST(Security Token)研究コンソーシアム」を設立しました。「Security」は日本語で証券(有価証券)、「Token」は電子的な証票のことであり、「Security Token」は「証券トークン」などと訳されています。

ST研究コンソーシアムの目的は「ブロックチェーン技術を活用して証券決済・資金決済の一元的な自動執行を可能にしつつ、投資家の権利保全も併せて実現する基盤」を提供することです。現在の証券取引は売買の確定から決済までに2日かかるため、即時決済が可能になる基盤は非常に価値が高いと言えるでしょう。なお、この基盤サービスは「Progmat」(プログマ)と呼ばれています。

ブロックチェーン上でトークン化された証券を扱う取り組みは、MUFGだけでなく野村グループなども行っており、来年以降、国内での商用化が相次いで発表される可能性が高いです。その背景には来年春に施行予定の改正法によって、Security Tokenの根拠となる法律が明確化されることが挙げられるでしょう。また、Security Token関連のプロジェクトは国外でも数多く見られます。

そもそもSecurity Tokenにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

オレゴン大学で財政学の教授を務めるStephen McKeon氏の論考「The Security Token Thesis」によれば、Security Tokenには以下のメリットがあります。

・24時間365日取引できる市場
・資産の所有権を分割し、証券化できる
・売買の確定から決済まで時間の大幅な短縮
・劇的なコスト削減
・流動性の増加
・法令遵守の自動化
・様々な資産(証券)がトレードできる(相互運用性)
・新しい金融商品が誕生する可能性

冒頭で触れたST研究コンソーシアムが提供を目指すサービス「Progmat」は、「誰もが簡単・迅速・安全に金融取引ができるインフラを提供すること」をミッション(使命)として掲げており、24時間365日いつでも即時決済できるサービスの提供を目指しています。未来の証券取引は即時決済が当たり前になるかもしれません。

さらに、証券決済・資金決済の自動化によって事務コストが削減されるため、これまで最低購入金額が高額だった不動産や社債といった証券も100円程度から購入できる見込みです。Progmatが提供しようとしている価値は、論考で挙げられたSecurity Tokenのメリットとも合致します。

今後、ブロックチェーンによって証券取引がなめらかになり、個人投資家の選択肢は増えていくでしょう。証券領域へのブロックチェーン導入は、もはや止まりそうにありません。


参考資料:
「ST 研究コンソーシアム」の設立およびブロックチェーンを活用した次世代金融取引サービスの開発について(MUFGプレスリリース)
The Security Token Thesis(Hackernoon)
デジタル証券で少額から投資 三菱UFJ、不動産や知財(日本経済新聞)
 
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