FLOCブロックチェーン大学校

マイページ
無料体験セミナー

ニュースレターバックナンバーNEWS LETTERS

2019.05.30

 
 
『2021年以降に発行される予定のブロックチェーンの国際標準規格とは?』
 
「ISOの認証を取得しました」

このようなアナウンスを企業のWebサイトなどで見たことがある方は多いのではないでしょうか?

ISO(International Organization for Standardization)は、日本語で国際標準化機構と呼ばれる国際組織です。ISOでは商取引に関わる多くの国際規格(ISO規格)が策定・発行され、例えば、ネジの形状といった「モノとしての規格」や「安全性の規格」「組織マネジメントの規格」など様々な規格が存在します。ISO規格には満たすべき共通の考え方やルールが定められており、2018年末までに22467もの規格が発行されてきました。

国際標準化の流れは1995年のWTO/TBT協定の発行以降、加速しています。幅広い領域で国際標準化が加速しています。国際規格はそのまま国内規格(JISなど)となるため、国際取引をするか否かに関係無く、多くの企業にとって国際規格は無視できないものとなっているのです。

そして、この流れはブロックチェーンにおいても例外ではありません。

2016年より、ブロックチェーンと分散型台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technologies)のISO規格を発行するための議論が始まっています。参加国は日本やアメリカ、中国、イギリスなど計54ヶ国であり、近年では最大級の規模です。

2019年5月時点では、11の規格が議論されており、その内容は用語の定義やセキュリティ、システムの構造、スマートコントラクト、相互運用性など広範囲に及びます。なお、現時点では規格発行プロセスの前半にあり、ほとんどの規格が2021年以降に発行される見通しです。

さて、国際標準が発行されるということは、技術的な用語やセキュリティ、システムの相互運用性などの定義や要件が明確化されることに他なりません。このような「標準化されたルール」はその領域で事業を展開するときのガイドラインになるため、ISO規格の発行が商取引におけるブロックチェーン(およびDLT)の本格普及を後押しする可能性は高いと言えるでしょう。したがって、ブロックチェーンを扱う可能性のある企業にとって国際標準化の議論は見逃せないのです。

なお、WindowsOSやキーボードの配列のように、公的機関の発行する国際規格とは関係なく世界的な普及が進み事実上の標準(デファクトスタンダード)となった事例もあるため、ISO規格が確実に国際標準となるかは分かりません。さらに、ブロックチェーン業界は急速に発展している上に、様々な業界や団体が独自に実装を進めているため、国際標準化には多くのハードルがあると言われています。

しかし、過去に多くの産業で技術の標準化・規格化が、その技術や産業の発展を後押ししてきたことや国際貿易の前提として標準化があることを考えると、どこかのタイミングで標準化されていくはずであり、その動向が注目すべき点であることは間違いないでしょう。


参考文献:
仮想通貨の「心臓部」標準争い 国際規格巡り各国交渉へ(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO14868490T00C17A4SHA000/
ISO/TC 307 Blockchain and distributed ledger technologies(ISO)
https://www.iso.org/committee/6266604.html
ISO blockchain standards planned for 2021(Ledger insights)
https://www.ledgerinsights.com/iso-blockchain-standards/

 
 
直近のブロックチェーン関連NEWSをお届けします。
 
■ 世界三大高級時計メーカー「ヴァシュロン・コンスタンタン」、ブロックチェーン基盤のデジタル鑑定書を発表
https://jp.cointelegraph.com/news/worlds-oldest-watch-manufacturer-to-use-blockchain-for-tracking-timepieces

■ 米セールスフォース、ブロックチェーンサービス開始
https://cc.minkabu.jp/news/2709

■ コンセンシス、給与情報や企業リストもまとめた開発者向けブロックチェーン技術ガイドを配布
https://jp.cointelegraph.com/news/consensys-launches-eth-blockchain-dapp-developer-job-kit-to-help-hopefuls-enter-market

■ 東大・トヨタなど、ブロックチェーン活用した次世代電力取引システム実証へ
https://newswitch.jp/p/17776

■ 通信大手のスイスコムが美術品をトークン化 違法コピーやアーティスト支援目指す
https://jp.cointelegraph.com/news/major-swiss-telecoms-firm-swisscom-to-distribute-tokenized-artwork
 
直近のスクール開催予定について、お知らせします。
 
ベーシックコース
《 第5期 》2019/6/24(月) 18:30〜21:45
Vol.1 ブロックチェーンの世界
- Block1 ブロックチェーンとは何か
- Block2 ブロックチェーンの3つの「型」
- Block3 パブリックチェーンのメリット・デメリット
- Block4 プライベートチェーンの メリット・デメリット
- Block5 Society 5.0とブロックチェーンビジネス

Vol.2 ブロックチェーンの基礎技術
- Block1 ビットコインとブロックチェーン
- Block2 仮想通貨とは
- Block3 Bitcoinの中核技術
- Block4 仮想通貨を取り巻くプレーヤー
 
エンジニアコース|ブロックチェーン実践
《 第3期 》2019/5/31(金) 20:30〜22:00
Vol.12 ブロックチェーンを作る(後編)
- Block1 ブロックと取引の検証
- Block2 採掘プロセスの作りこみ
- Block3 Walletの取りこみ
 
エンジニアコース|スマートコントラクト開発
《 第2期 》2019/6/4(火) 19:30〜21:00
 
ビジネスコース
《 第3期 》2019/6/6(木) 20:30〜22:00
Vol.5 仮想通貨取引とブロックチェーン
- Block1 取引所の概要
- Block2 取引所の仕組み
- Block3 取引所の提供サービス
- Block4 取引所の規制
- Block5 取引所 その先
 
各コースの詳細はこちら
 
直近のイベント案内
■ 日時 :2019年6月6日(木)19:00-21:00
■ 場所 :丸の内vacans|東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル2階
■ 講演者:
・齋藤 アレックス 剛太氏:SetGo Co-Founder / e-Residency 公式ライター
・日下 光氏:blockhive Co-Founder / エストニア政府アドバイザー
・ポール・ハッラステ氏:EstLynx OÜ代表 CEO
■ 参加費:3,000円(税抜)
申込みはこちら
 
『3分でわかるブロックチェーン』解説記事を配信中
3分でわかるブロックチェーン』は、ブロックチェーンの基礎知識を短時間で学べる学習コンテンツです。ブロックチェーン専門スクールのFLOCが、仮想通貨にも触れつつブロックチェーンの概要から用語の解説までわかりやすく解説します。
 
無料体験セミナーは常時開催しています
■ 開催日程
【丸の内本校】東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル2F
6月2日(日) 10:30-12:10
6月25日(火) 19:30-21:10

【新宿校】東京都新宿区西新宿1-14-11 Daiwa西新宿9F
5月31日(金) 19:30-21:10
6月11日(火) 19:30-21:10

【大阪校】大阪府大阪市北区曽根崎2-12-4コフレ梅田8F
5月31日(金) 19:30-21:10
6月15日(土) 20:30-22:10

※ その他の日程についてはWEBサイトで確認をしてください
※ 遠方の方や直近の開催日程でご都合が合わない方は、インターネット上で受講ができるWEB体験セミナーもあります

無料体験セミナーの申込みはこちら







FLOCブロックチェーン大学校公式SNS
ブロックチェーンに関する最新動向やスクールの最新情報をお送りします

東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル2F
E-mail:support@floc.jp
URL:https://floc.jp

ニュースレターの配信停止をご希望の方はこちら