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【教えて赤澤先生】ICOとSTOってなにが違うの?

受講生代表のタカシくんは今日も疑問があるようです。「STO(Security Token Offering)が注目される理由は?」 疑問・質問はもちろん、難問や珍問、さらによくある誤解にもFLOCブロックチェーン大学校の講師の赤澤さんが答えていきます。

タカシ

ICOとSTOってあるよね。どこが違うの?

赤澤講師

どちらの概念も、新規にトークンを発行するという点では同じですが、発行するトークンの”性質”が異なります。

タカシ

どんな点が違うのかなあ?

赤澤講師

STOは一定の規格をクリアしたトークンを発行します。ICOには決まった規格はないと言えます。

タカシ

ふむふむ。STOが後から登場したんだよね。

赤澤講師

そうですね。というのも、一時期ICOによるトークンの発行が相次ぎ、2018年には世界中で2兆円以上の資金調達が行われたというデータがあります。これまで株式の発行や社債など、限られたコストのかかる資金調達方法しかなかったため、誰でも自由に低コストで世界中から資金調達できる点で魅力的だったことが人気の理由でした。しかし、多くの国ではICOは規制の対象となっています。

タカシ

そうだよね。でもどうして?

赤澤講師

ICOを使って詐欺を行う人々が一定数いたからですね。ありもしないプロジェクトをでっち上げることで、お金を集めて雲隠れする事件が頻発したからです。そんな反省もあり、STOという手法が登場しました。

タカシ

詐欺を行えないようにしたってこと?

赤澤講師

まさに。STOで発行されるトークンを「セキュリティトークン(ST)」と言いますが、これを発行するにはいくつかの基準をクリアする必要があります。一定の規格をクリアしたトークンであるため、不動産やファンドのような資産もトークン化し売り出すことが可能になります。今年春には、日本でも改正された法案が施行されることで、STOが活発になることも期待されています。

 

S(Security)は日本語で証券を意味し、Security Tokenは「証券トークン」とも呼ばれています。トークンを有価証券の法規制に則った証券として発行するのが「STO (Security Token Offering)」です。

STOが登場した背景としては、アメリカの規制当局である証券取引委員会(SEC)の委員長が、2018年2月に「すべてのICOは証券に該当する」という非常に厳しい発言をしたことが挙げられます。STOでは証券であることを前提としてトークンが発行・販売されるため、収益の分配や、 ファンドの持分に応じた投資リターンを返すことが可能になります。また、証券法は国ごとに異なるため、特定国内の投資条件を満たす必要があります。

 

ブロックチェーンエンジニアでありベーシックコースやエンジニアコース等の講師も務める赤澤講師。
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この記事の解説者

赤澤直樹

ブロックチェーンエンジニア、FLOCブロックチェーン大学校 認定講師

ベーシックコース エンジニアコース

ブロックチェーンエンジニア。フリーランスとしてシステム開発やAI開発、データ解析に従事する中で分散システム、特にブロックチェーン技術の奥深さに魅了される。教育を通じて、共に活躍できるブロックチェーンエンジニアを輩出するべく、株式会社FLOCに参画。講師や各種執筆、中上級者向けの新規教育コンテンツ制作に加え、広島大学大学院博士課程後期で研究活動も行う。

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竹中 平蔵

東洋大学国際学部教授/慶應義塾大学名誉教授

一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発 銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学 客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを務める。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、(株)パソナグループ取締役会長、オリックス(株)社外取締役、SBIホールディングス(株)社外取締役などを兼職。博士(経済学)。

岩倉正和

一橋大学大学院法学研究科(ビジネスロー専攻)教授

東京大学法学部卒業後、93年ハーバード・ロースクール卒業(LL.M.)、94年NY州弁護士資格取得。2007年及び2013年にハーバード・ロースクール客員教授に就任。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て、2018年より現職。M&A法、金融規制法、知的財産法、IT法、フィンテック法を含むビジネス法が専門。

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