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【教えて赤澤先生】「BaaS」って何? Amazonほか大手も提供

受講生代表のタカシくんは今日も疑問があるようです。「BaaSって? クラウドで使えるブロックチェーン?」 疑問・質問はもちろん、難問や珍問、さらによくある誤解にもFLOCブロックチェーン大学校の講師の赤澤さんが答えていきます。

タカシ

突然だけど、BaaS(バース)って何?

赤澤講師

BaaSは「Blockchain as a Service」の略で、クラウド上で簡単にブロックチェーンアプリケーションを構築できるサービスのことです。

タカシ

クラウドなんだね。色々なクラウドサービスで便利になったけど、やっぱりBaaSでも開発が楽になったりするの?

赤澤講師

そうですね。全くBaaSを使わない開発だと、自分でプライベートチェーンを立ち上げたり、バージョンの違いや依存関係に気を使ったりしないといけないですし、本番環境で使う際には処理量にも注意しなければいけません。このようなあたりをアシストしてくれるBaaSはとても便利なツールになりそうです。

タカシ

なるほどね。どんな企業が提供しているの?

赤澤講師

クラウドサービスの主要どころは大体提供しています。例えば、Amazon社のAWSでは「Amazon Managed Blockchain」というサービスがありますし、Microsoft社のAzureでは「Azure Blockchain Service」が提供されています。IBM社のIBM Cloudでも「IBM Blockchain Platform」で提供されています。最近では、KaleidoというBaaSが登場し、今後エンジニアがブロックチェーンを使ったアプリケーションを利用するのに有効な選択肢の一つとなりそうです。

タカシ

ところで、どんなブロックチェーンでも対応できるの?

赤澤講師

そこは各社開発を進めている状況ですね。例えば、現時点でAWSはHyperledger Fabricに対応していて、今後Ethereumに対応するとしています。使い勝手も今後改善が進んでいくことでしょう。期待したいところです。

 

「aaS」はas a Serviceの略称です。それ自体は造語であり、様々なバリエーションが存在します。ここでは、クラウドの構成要素として説明されているSaaS、PaaS、IaaSを紹介していきます。

1. SaaS(Software as a Service:サース)

サービスとして提供されるソフトウェアのことです。SaaSでは、ア プリケーションの実行に必要な環境やツールなどがすべてクラウド基盤上に揃っており、利用者は Webブラウザさえあればアプリを利用することができます。実際に、SaaSであるOffice365(Microsoft) やG Suite(Google)では、メールアプリなどがWebブラウザ経由で利用可能です。

2. PaaS(Platform as a Service:パース)

サービスとして提供されるプラットフォームのことです。プラッ トフォームはアプリケーションを動作させるために必要な環境のことで、一例として、LINEはLINE Payのような決済サービスを利用するために必要な環境を提供しています。

利用者はアプリケーションが動作するために必要な環境(ネットワークやサーバ、OS、ストレージなど)の管理と制御は行いませんが、配置したアプリケーション自体は管理・制御することが可能です。

3. IaaS(Infrastructure as a Service:アイアース、イアース)

サービスとして提供されるインフラストラクチャ のことです。アプリケーションやOSを実行するための基本的なコンピューティングリソースである インフラストラクチャ(インフラ)は、主にクライアント側に対して何らかのサービスを提供するサ ーバを構築するために利用されます。

 

ブロックチェーンエンジニアでありベーシックコースやエンジニアコース等の講師も務める赤澤講師。
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この記事の解説者

赤澤直樹

ブロックチェーンエンジニア、FLOCブロックチェーン大学校 認定講師

ベーシックコース エンジニアコース

ブロックチェーンエンジニア。フリーランスとしてシステム開発やAI開発、データ解析に従事する中で分散システム、特にブロックチェーン技術の奥深さに魅了される。教育を通じて、共に活躍できるブロックチェーンエンジニアを輩出するべく、株式会社FLOCに参画。講師や各種執筆、中上級者向けの新規教育コンテンツ制作に加え、広島大学大学院博士課程後期で研究活動も行う。

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竹中 平蔵

東洋大学国際学部教授/慶應義塾大学名誉教授

一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発 銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学 客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを務める。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、(株)パソナグループ取締役会長、オリックス(株)社外取締役、SBIホールディングス(株)社外取締役などを兼職。博士(経済学)。

岩倉正和

一橋大学大学院法学研究科(ビジネスロー専攻)教授

東京大学法学部卒業後、93年ハーバード・ロースクール卒業(LL.M.)、94年NY州弁護士資格取得。2007年及び2013年にハーバード・ロースクール客員教授に就任。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て、2018年より現職。M&A法、金融規制法、知的財産法、IT法、フィンテック法を含むビジネス法が専門。

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