サイトマップ
ブロックチェーンエンジニアに質問してみよう FLOC LOG
FLOCブロックチェーン大学校 > FLOC LOG > ブロックチェーンエンジニアに質問してみよう > 【教えて赤澤先生】量子コンピュータが登場したら、ブロックチェーンはどうなるの?

【教えて赤澤先生】量子コンピュータが登場したら、ブロックチェーンはどうなるの?

受講生代表のタカシくんは今日も疑問があるようです。「量子コンピュータとブロックチェーン? どんな関係なんだろう?」 疑問・質問はもちろん、難問や珍問、さらによくある誤解にもFLOCブロックチェーン大学校の講師の赤澤さんが答えていきます。

タカシ

最近聞く「量子コンピュータ」が登場したらブロックチェーンって危ないの?

赤澤講師

現時点では、すぐにブロックチェーンが危険というわけではありませんよ。その理由は量子コンピュータの仕組みを知るとわかります。

タカシ

ほぅほぅ、そもそも量子コンピュータってどんなコンピュータ?

赤澤講師

量子コンピュータは、量子力学という物理学の一分野を応用して開発されたコンピュータです。量子力学の世界には不思議な性質がたくさんあり、それらを利用することで、従来のコンピュータと比べて劇的に高速に計算できると期待されています。Google社によるある試算によると、スーパーコンピュータの1億倍計算が速いなんていう数字も飛び出しています。

タカシ

な、なんか凄い……。

赤澤講師

でも、量子コンピュータが計算をするためには、「量子アルゴリズム」と呼ばれる独自の手続きが必要になります。量子アルゴリズムはある特定の問題を解決するために開発されます。

タカシ

どういうこと??

赤澤講師

タカシ君が持っているPCみたいにいろいろなことができる汎用型コンピュータではなく、電卓のように特定のタスクを解決するための特化型コンピュータの状態だということです。特化型ではなく汎用型の量子コンピュータの登場には、まだ時間がかかるとみられています。そして今現在、ビットコインなどのブロックチェーンで利用されているハッシュ計算や楕円曲線暗号などを現実的な時間で破るところまでは至っていません。

タカシ

今のところはひとまず大丈夫そうだね。今後はどうなりそうなの?

赤澤講師

Ethereumのように「計算量」を元にブロックを承認するPoWから、「資産の保有量」によってブロックを承認するPoSに移行する策が取られているものがあります。また、多くのブロックチェーンプロジェクトでは、量子コンピュータに耐性のある技術の研究開発が進んでいます。

タカシ

なるほど、いたちごっこって感じなのか。

赤澤講師

そうですね。もっとも、量子コンピュータで暗号が破られるようになったら、ブロックチェーンに限らず、インターネット上の通信や銀行のセキュリティなども対応に迫られるワケなので、正しくリスクを認識しておく必要があります。それに、量子コンピュータが超高性能なら、ブロックチェーン技術の発展に利用するといった動きも今後出てくるかもしれません。いずれにせよ、量子コンピュータ開発の動向にも目配せしておくのもいいでしょう。

P2Pネットワークのように、 いろいろなコンピューターがあって、その中でBitcoinの台帳のようなものを管理しなければならな い場合、各コンピューターのデータが互いに違うものになってしまわないように、新たに追加するブ ロック(台帳)に関する合意を得るための方法が必要です。その方法をコンセンサス・アルゴリズム といい、Proof of Work(PoW)はその1つです。また、ある通貨を現在どれだけ持っているか持分によ って新しい合意を得るというアルゴリズムもあり、それがProof of Stake(PoS)です。

 

ブロックチェーンエンジニアでありベーシックコースやエンジニアコース等の講師も務める赤澤講師。
今更聞けない質問、専門的な質問などを講師に直接、質問したい方は、随時開催しているエンジニアのためのブロックチェーン入門セミナーへお越しください。


FLOCブロックチェーン大学校は、第一線で活躍する講師陣から体系的かつ実践的な知識や技術を学び、最短3ヶ月でビジネスパーソンやエンジニアとして活躍できるブロックチェーン総合スクールです。
5,000人を超える方が参加した、無料でブロックチェーンを100分で学ぶ「無料体験セミナー」も随時開催しています。
遠方で参加できない、日程が合わないという方にはWEB受講も行ってます。

多数のケーススタディが掲載されたブロックチェーンビジネス事例集がこちらから無料入手できます。

この記事の解説者

赤澤直樹

ブロックチェーンエンジニア、FLOCブロックチェーン大学校 認定講師

ベーシックコース エンジニアコース

ブロックチェーンエンジニア。フリーランスとしてシステム開発やAI開発、データ解析に従事する中で分散システム、特にブロックチェーン技術の奥深さに魅了される。教育を通じて、共に活躍できるブロックチェーンエンジニアを輩出するべく、株式会社FLOCに参画。講師や各種執筆、中上級者向けの新規教育コンテンツ制作に加え、広島大学大学院博士課程後期で研究活動も行う。

最新記事・限定情報を配信してます

ブロックチェーン専門スクールで即戦力を身につけませんか?

FLOCブロックチェーン大学校は、技術者の育成から、ビジネススクール、検定試験によるアセスメントの構築、人材紹介、起業家育成などを通じ、ブロックチェーンのプラットフォームを構築しているブロックチェーンの総合スクールです。
無料体験セミナーは、ブロックチェーンの仕組みからブロックチェーンで変わる未来、ブロックチェーン技術を効率的に身につける方法について、100分で学べる体験講座です。遠方で参加できない方や、教室開催の日程で都合が合わない方にはWEB配信も行ってます。

無料体験セミナーを確認する

FLOC LOG カテゴリー

3分でわかるブロックチェーンFLOC講師が解説!速報ブロックチェーンニュースソーシャルチェーンブロックチェーンエンジニアに質問してみようホワイトペーパー体験セミナー

アドバイザリーボードADVISORY BOARD

竹中 平蔵

東洋大学国際学部教授/慶應義塾大学名誉教授

一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発 銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学 客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを務める。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、(株)パソナグループ取締役会長、オリックス(株)社外取締役、SBIホールディングス(株)社外取締役などを兼職。博士(経済学)。

岩倉正和

一橋大学大学院法学研究科(ビジネスロー専攻)教授

東京大学法学部卒業後、93年ハーバード・ロースクール卒業(LL.M.)、94年NY州弁護士資格取得。2007年及び2013年にハーバード・ロースクール客員教授に就任。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て、2018年より現職。M&A法、金融規制法、知的財産法、IT法、フィンテック法を含むビジネス法が専門。

メディア掲載MEDIA

加盟協会ASSOCIATION