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facebookのリブラもステーブルコイン?価格が上下しない仮想通貨とは?

facebookが発表したリブラは大きな話題となりました。リブラはステーブルコインと呼ばれ、何らかの資産とそのコインの価格が固定されている仮想通貨だと言われています。 果たしてステーブルコインとはどんなものなのか?概要と有名な通貨についてもご紹介します。

ステーブルコイン(Stablecoin)とは?

ステーブルコインとは何らかの資産(主に法定通貨)とそのコインの価格が固定されている仮想通貨のことを指します。
最も有名なステーブルコインはUSDTと呼ばれ、これは1USDT=1$の相場が維持されるようになっています。
ステーブルコインには大きくわけて、担保型スマートコントラクト型の2種類があります。
具体的に通貨の種類と特徴をみてみましょう。

USDT

USDTはテザー社が発行しているステーブルコインで、米ドルとのペッグ型です。
そのため、発行するには米ドルをテザー社に担保とする必要があり、USDTを償還すると米ドルを手に入れることができます。

発行しているテザー社は大手仮想通貨取引所Bitfinexと親会社が同じで、取引所と組んで、不正な発行を行っているのではないか、発行量と一致するだけの米ドルを保有していないのではないかという疑惑を持たれてきました。

2017、2018年はテザー社に監査が入るかどうかのニュースで、Bitcoinの価格にまで大きな影響を与えることもありました。2019年4月にはNY州から訴訟を起こされてしまいます。

2019年5月、ついにテザー社は発行額の74%分の米ドルしか保有していないことを認めました。
ただ、現状時価総額が最も大きく、担保型であり一番普及しているステーブルコインです。

USDC

正式名称はUSD Coinで、アメリカの仮想通貨系スタートアップCircle社が発行しているステーブルコインです。
USDTと同様に1USDC=1$になるようになっています。

Circle社はゴールドマンサックスなどが出資しており、テザー社と違い、監査法人による監査を受けており、100%の裏付けがあるというレポートが提出されています。
またUSDCはEthereum上で発行されたERC20トークンです。

DAI

DAIはこれまで紹介してきたステーブルコインとは違って、法定通貨による裏付けは存在しません。しかし、共通点は1DAI=1$となる仕組みが導入されています。

DAIはスマートコントラクトを使い、Ethereumを担保として、その価格の上下に対する清算や金利などの仕組みを使って、DAIの価値が1$になるように調整を行っています。

この仕組みのコアとなるのがCollateralized Debt Position(CPD)と呼ばれるスマートコントラクトです。
DAIはDefi(分散型金融)と呼ばれる分野において最も有名なプロジェクトの1つです。他には、Compound、Kyberなどがあります。

DAIの仕組み

DAIはETHの価格変動に対応するために、担保率を150%以上(1DAI発行する場合、1.5USD相当以上のETHを担保にする必要がある)にしないといけない仕組みになっています。

これによって、ETHの価格上昇時には担保としているETHの枚数を減らしたり、より多くのDAIを発行したりすることができます。

一方、価格下落時にはCDPの作成者は担保率150%を維持するためにDAIを返却するか、追加担保としてETHを投入する必要が生じます。そして、担保率が150%を下回った場合、担保としていたETHがロスカットされ、さらにペナルティとして13%が徴収されてしまいます。

ステーブルコインの比較

USDT USDC DAI
発行社 Tether社 Circle社 ユーザー
レート 1USDT=1$ 1USDT=1$ 1DAI=1$
裏付け資産 米ドル ※74% 米ドル ETH
監査 監査法人ではなく、自社の顧問弁護士の事務所などが実施 監査法人が実施 Ethereum上で発行されているので誰でも監査可能

 

日本におけるステーブルコインの位置づけ

日本ではステーブルコインは資金決済に関する法律第二条において、仮想通貨から通貨建資産は除かれているため、「仮想通貨」に該当しないと金融庁が解釈しています。

そのため、日本の取引所にはステーブルコインは上場しておらず、現在のところ実現は厳しいと言われています。

ステーブルコインに関しては色んな解釈がある中で、有力な意見は商品券などと同様の扱いとなるため、ステーブルコインでのビジネスを行うには古物商の免許が必要というものです。

これは、LCNEMという日本円とペッグしたステーブルコインを作ろうとしている会社が金融庁へ確認した時の回答です。

ステーブルコインの今後

仮想通貨の価格変動が激しいため、現状仮想通貨取引におけるリスクヘッジのための需要が大きいです。

これまでのステーブルコインは不透明な部分もあり、信頼に足りない状態でしたが、中央集権型での監査や市当局によるライセンスを持っている会社による発行や分散型でのスマートコントラクトによる発行など、より透明になっています。

DAIは今後ETH以外での担保も認めていくことで、より価格が安定するようにしようとしています。

一時期、Basisというプロジェクトが担保なしで、アルゴリズムによる発行量調整などによるステーブルコインを発行しようとしていましたが規制関連が原因で頓挫しました。


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