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Bitcoinに色々な通貨?Bitcoin Cash ABC、Bitcoin SVの違いとハードフォーク

皆さんは色々な種類のBitcoinがあるのをご存知ですか?当然ながら純粋なBitcoinは一つしかありませんが、ハードフォークによって新しく出来た通貨が数多くあります。 今回は代表的なものを誕生した背景や歴史も含めて紹介します。

ハードフォークとは?

まずはハードフォークについて簡単に触れます。フォークとはブロックチェーンが分岐をすることです。普段はなんらかのルールに基づいて、どのチェーンが正しいチェーンなのかが決まります。

ブロックチェーンのルールをアップデートする時のフォークには2種類あり、1つがソフトフォーク、もう1つがハードフォークと呼ばれます。

ソフトフォークは以前のネットワークとの互換性があるアップデートで、
ハードフォークは以前のネットワークとの互換性のないアップデートになります。

Bitcoin Cashの誕生背景

2017年7月31日にBitcoinから初めてのハードフォークが発生しました。このハードフォークによって、Bitcoin Cashが誕生しました。

Bitcoin Cashのハードフォークは、Bitcoinの開発方向性における主要な開発者たちの対立があったため起きました。その大きな対立点はどのようにしてBitcoinの処理性能を拡大させるか(スケーラビリティ問題)について以下の2つの派の対立がありハードフォークしました。

スモールブロック派

Bitcoinはライトニングネットワークというオフチェーンでの処理によって、より多くの取引の処理を実現する。さらに、Bitcoinの方向性として決済通貨というよりも価値の保存(Store of Value)機能を推進する。

ビッグブロック派

Bitcoinのブロックサイズを1MBから8MB(その後2018年5月に32MB)に拡大する。サトシナカモトの論文に記載されているようにBitcoinはデジタルでのP2P(個人間)決済に使える通貨として開発を推進

2017年末のハードフォーク祭

Bitcoinの歴史上初めてのハードフォークでBitcoin Cashが生まれた後に時価総額がBTC、ETHに次ぐ第3位になり、11月には20万円を超えたあたりから、Bitcoinからハードフォークして一儲けしようというプロジェクトが乱立し、Bitcoin Gold、Bitcoin Diamond、Bitcoin…….という一種のハードフォーク祭りが発生しました年でした。

2018年 Bitcoin Cashのハードフォーク

Bitcoinからのハードフォークで誕生したBitcoin Cashですが、ひとつの開発チームが仕様を決めるのは中央集権的だと考えています。そのため、複数の開発チームが独自に仕様を提案し、相反する仕様が提出されたら、より多くのハッシュパワー(マイニング用の計算能力)を集めた方を正当とする、ハッシュウォー(ハッシュ戦争)によって方針を決めることになっていました。

そして、2018年秋WHC(ワームホールプロトコル)とDSV(op_checkdatasigverify)という機能を追加するかどうかブロックサイズを32MBから拡張するかどうかで、Bitcoin Cashの主要開発者たちが2陣営に分かれて、対立しました。
WHCはBitcoin Cash上で独自トークンを発行できるようにし、DSVと合わせて分散型アプリプラットフォームにすることを目的としていました。

Bitcoin SV

Bitcoin Cashからのハードフォークで誕生した仮想通貨で、現在の時価総額は11位です。その特徴としては以下の3点です。

1.ブロックサイズ

BitcoinSVはGB規模にまでブロックサイズを拡大していき、最終的にはマイナーが自由にブロックサイズを設定できるようにしようとしています。

2.コードの先祖帰り

サトシナカモトが書いていた頃のコードである、「Satoshi op_codes」と呼ばれる4つのopコードを復活させ、対応するスクリプト数を500に増やすことで、チェーン上での独自トークンの発行やスマートコントラクトなど全てに対応できると主張しています。そのため、サトシナカモトが去ってからBitcoinのコードに加えられた変更を全て削除しようとしています。

3.安定性

サトシナカモトが関わっていた頃のコードに戻したら、その後は安定性のために脆弱性への対応以外の一切のアップデートを行わない。

 

結局、Bitcoin SVでも独自トークン発行とスマートコントラクトに対応するのでBitcoin Cash ABC、Bitcoin SVには現状大きな違いはない。

Bitcoin Bitcoin Cash ABC Bitcoin SV
スケーラビリティ対策 ライトニングNW
Segwit(データ圧縮技術)
ブロックサイズ拡大 ブロックサイズ拡大
ブロックサイズ 1MB 32MB 128MB
※2020年2月に上限廃止予定
TPS 5~7TPS 約120TPS 約500TPS
ノード数 9472
(2019年5月22日時点)
1472
(2019年5月22日時点)
474
(2019年5月22日時点)
価格 ¥876,976
(2019年5月22日時点)
¥45,951
(2019年5月22日時点)
¥12,438
(2019年5月22日時点)
開発 Bitcoin Core Bitmain
BTC.com
nChain
CoinGeek
誕生 2009年1月3日 2017年8月1日 2018年11月15日
ハードフォーク 不定期 6か月に1回 Bitcoinの元のコードに戻ったら行わない

 

Bitcoin Cash ABCの主要人物

ジハン・ウー

世界最大のマイニング会社Bitmainの創業者です。2011年にBitcoinに出会い、サトシナカモトのホワイトペーパーの中国語への翻訳を行っています。
https://twitter.com/JihanWu

ロジャー・バー

2011年からBitcoinへの投資と啓発活動を始め、現在ではビットコインジーザスと呼ばれています。日本在住で、ミスビットコイン藤本麻衣さんがBitcoinを知るきっかけとなった人物です。
https://twitter.com/rogerkver

Bitcoin SVの主要人物

クレイグ・ライト博士

サトシナカモトを自称していることで有名な人物です(但し、信じているのはごく一部です)。BitcoinSVの開発を主導しているnChainという会社の技術責任者です。コミュニティにおける中心的な人物です。

宍戸健

元々は、Bitcoinエバンジェリストだったもののハードフォークによって、Bitcoin Cashエバンジェリストになり、現在はBitcoin SVエバンジェリストです。
https://twitter.com/kenshishido

まとめ

ハードフォークは下位互換性のないアップデートのことで、計画されたものもあれば、開発方針の対立によって発生することもあります。
BitcoinとBitcoin Cashは処理性能向上の方法を巡って対立した結果、ブロックサイズを大きくすることで解決しようとしたBitcoin Cash派が新しい仮想通貨をハードフォークで誕生させました。
またBitcoin Cashの内部対立が起きサトシナカモト原理主義の「Bitcoin SV」が新たに誕生しましたが、現状はそこまで大きな違いがない状態になってます。


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