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将来会社がなくなる!?DAO(自律分散型組織)の仕組みとは?

仮想通貨だけでなく、ブロックチェーンが様々な分野に応用されつつありますが、その一つとして組織形態そのものも見直しがなされるのではないかと考えられています。 それは非中央集権化が進み、会社組織ではなく、個人の集団として認識そしてそれをブロックチェーンで運用することが可能になる日も近いかもしれません。今回はDAO(自立分散型組織)についてご紹介します。

フロック博士

今日はDAO(ダオ)について説明しよう

タカシ

DAOってなに?聞いたことないな〜

フロック博士

DAOは自律分散型組織の事じゃ

タカシ

自律?、、組織、、、、余計分かりません・・・・・。

フロック博士

よし。世の中を大きく変える可能性を秘めている話なので、ちゃんと聞いておくんじゃ!

タカシ

な、なんだか今回もすごい話になりそうだね

DAOとは何か

DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語に直訳すると「自律分散型組織」と定義されます。

自律分散型組織では、中央管理者が存在せず、自律的に機能する組織がいずれは当たり前になってくる世の中が来るのではないかと考えられております。
特にAIやIoTが発展することによってその日が近くなりつつあります。

国や経営者のように中央管理者を置かずとも、DAOでは、コンピュータのプロトコルで組織形態を運営して行く形になります。
プロトコルとは、コンピュータ同士が通信する際のルールのことであり、スマートコントラクトもこのプロトコルに組み込まれることになります。

そうすることで、何かをすれば何かを得るという会社組織でいう労働とその対価をコンピュータですべて管理することが出来るようになります。

 

分散型組織と中央集権型組織の違い

今回はビジネスにおける分散型組織と中央集権型組織の違いについて比較して行きます。

 

分散型組織DAOと中央集権型組織の比較

取引の在り方

一般的にビジネスを行うにあたって様々な場面が考えられますが、最終的には取引先が信用に足りる企業か否かで判断します。
与信、人の誠実さ、取引実績などで様々な観点から取引先企業を審査し、取引すべきか判断されます。しかし、分散型組織では、決められたプロトコルで組織が動くため何かを実行してくれればこちらからも何かを自動で提供する仕組みになります。このように自動で行うことにより、信用を前提とするビジネスの世界で信用が不要になります。

また、信用を前提としない取引が可能となるため、完全なるCtoCビジネスを展開することが可能になります。
例えば、Uberというタクシーを呼ぶアプリケーションが海外では良く利用されておりますが、これはUberがタクシードライバーと利用者を繋ぎ仲介しているのですが、仲介するために契約の決済代行など様々な管理を請け負っています。
しかし、スマートコントラクトの世界になれば契約はすべて予めルールを決めてしまうことが出来るためこういった仲介者を必要としなくなります。
今までUberが行っていたタクシードライバーと利用者のマッチングの手間や、契約の決済代行などはすべて自動化されてしまい、乗った距離に応じて自動で支払いがなされ、利用者もタクシードライバーも車内はもちろんアプリケーション上で手動決済という手間が無くなります。

会社組織の在り方

会社組織も同様に分散型組織と中央集権型組織ではその在り方が大きく異なります。
中央集権型組織では、代表取締役が経営の最高意思決定機関として置かれており、会社を正しい方向へ導くことを期待されております。
しかし、分散型組織では中央の意思決定機関が存在しないため多数決で組織的な意思決定も行われることになります。したがって、取締役会や代表取締役という会社組織における最高意思決定機関というものを必要としません。

国の在り方

この分散組織の最終形態としては国家という概念が無くなることも考えられます。
日本は民主主義国家と言われておりますが、国会があり、国会議員が存在します。
国会議員は国民の投票で決められ、内閣総理大臣は与党政党の党首が任命されているので間接民主主義であり、大統領制をとるアメリカは国民が直接大統領を投票できるので直接民主主義と言われております。

しかし、究極の民主主義は国と言う概念が無く、人それぞれが一国家として自分をマネジメントし、好きなところに住み、好きなところで生活し、必要に応じて自律的に分散型組織において仕事をするということになります。
全てがインターネットで繋がり、ブロックチェーン技術を駆使して分散型組織を目指していけばこのような世界観を実現することは可能と考えられています。

 

自律分散型組織にするために

このような自律分散型組織、いわゆるDAO(Decentralized Autonomous Organization)はスマートコントラクトの技術の発展や浸透によって中央管理が不在でも自律的に機能する組織が当然のように実現されます。

Uberの事例でも紹介したとおり、ビジネスロジック(Uberで言うところのタクシードライバーと利用者のマッチングや契約管理など)をすべてスマートコントラクトに埋め込み、AI・人工知能を併用することで自動化させることが可能となります。

仲介業者や会社組織の中央機関というものが不要になり、一人ひとりが必要な時に必要なコトやモノを誰からでも信用なしに受け取るために、分散型組織やサービスに関わり合う世界になると考えられます。
したがって、会社組織は個々の集合体であり、雇用という概念が無くなります。
一人ひとりが個人事業主であり、組織はその集合体になります。そして必要な時に仕事をして、自動で報酬を得る仕組みがスマートコントラクトを利用することで実現することが出来ます。

現在の組織形態

 

DAO(自立分散型組織)

 

フロック博士

DAOの概念は理解できたじゃろうか?

タカシ

会社や国が要らなくなるかもって未来的ですごいね!
ただ、スマートコントラクトを活用してホントに分散型組織、究極の民主主義を実現する世界なんて本当に出来るの?

フロック博士

わしらが生きている時代に実現できるかは分からんが、時代はその方向に進んでいるのは確かじゃ。
UberはいわゆるCtoCビジネスじゃが、昔は利用者とドライバーを繋ぐためにタクシー事業者が必要じゃったが、それが今は不要になったのじゃ。これはUberの台頭により事業者という仲介業者がいなくなったことを意味するのじゃ。
スマートコントラクトの実現でそのUberを不要とすることは可能じゃろう。
それ、まとめに入るぞい。

 

まとめ

会社組織やスマートコントラクトを活用した自律分散型組織はまだまだプルーフ・オブ・コンセプト、POCの実証実験段階であり、完全にそのような世界を実現させるためには時間を要するものです。
阻害要因の一つとしては、そういった世界を目指す反面、そういった世界に反発する既存事業者がいる事により進まない現実もあります。

産業構造を根本から覆すことを行う場合、軋轢を生むのは仕方がないことであり、一筋縄ではいかないものです。特に自動化されてしまうと職を失ってしまう方々もいるため、そういった方々は猛反発します。Uberがタクシー事業者をなくしたように、今度はスマートコントラクトがUberをなくす番だと思われます。
近い将来、どこかの産業でこういった全てが自動化された分散型組織の世界が誕生すると考えられます。

ブロックチェーンやスマートコントラクトの技術発展によってこのような世界を実現する可能性があります。今はその準備期間ともいえる時期ではないでしょうか。そういった時期に少しでもブロックチェーン技術に触れておくことは将来において非常に重要なことだと思われます。

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