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【入門】アルトコインとは?仮想通貨(暗号通貨)の種類と特徴について解説

アルトコインとはビットコイン以外に数多くの種類の仮想通貨のことを言います。そのアルトコインの種類はどんなものがあるのでしょうか?特徴や仕組みをブロックチェーン技術の視点から解説します。

フロック博士

今日はビットコイン以外の仮想通貨を紹介しよう。

タカシ

え?ビットコイン以外にも仮想通貨ってあるの?

フロック博士

そうじゃ。ビットコインはオープンソースのソフトウエアなので、ソースをコピーすることでいろいろな仮想通貨が生まれてきているんだ。それ以外の方法で誕生したものも含めて、2000種類近くあるんじゃよ。

タカシ

へーそんなに?どんな通貨があるのか楽しみ!

ビットコイン以外の仮想通貨(暗号通貨)「アルトコイン」

仮想通貨はビットコインだけではありません。ビットコインはオープンソース・ソフトウエアであるため、ビットコインのソースをもとにさまざまな仮想通貨が生まれています。また、ビットコイン以外のプラットフォーム上で使われる内部通貨もあります。

そのようなビットコイン以外の仮想通貨を総称して「アルト(オルト)コイン」といいます。英語の「代替の」「代わりの」という意味の“alternative”の先頭からとって「アルト(オルト)コイン」というわけです。

アルトコインは、現在、仮想通貨の価格や取引所の流通量などの統計データを閲覧できるWebサイト「CoinMarketCap.com」にリストアップされているものだけでも、2100種類近く存在します(2019年2月現在)。

アルトコイン誕生の背景と現在

ビットコインが普及するにつれて、マイニングや送金に時間がかかり過ぎるといったさまざまな課題や弱点があることが分かりました。ビットコインのソースコードはオープンで、誰でもコピーして使うことができるため、課題や弱点を克服しようと、新たなコインを作成する開発者が現れ始めました。

また、ビットコインは送金に特化したプラットフォームであるため、他の機能はないのですが、ビットコインとともに誕生したブロックチェーンがデジタル通貨以外にも活用できることが分かりました。そこで通貨以外の機能を付加させ、その中で流通させるさまざまな通貨も誕生しました。

このように、ビットコインの課題や弱点を一つひとつ解消する努力がされていて、それが「アルトコイン」という形で派生しているのです。

2100種類近くあるアルトコインですが、そのうちの実際に流通しているのは5%くらいで、残りの95%はほとんど流通していない価値のないものです。ビットコインは、10年間で多くの利用者を獲得してきた最も信頼されている仮想通貨です。利用されればされるほど信用も上がり、価値も上がります。しかしほとんどのものは、利用されるには至らずに、価値がないまま廃れていくことになります。

仮想通貨は誰でも作ることができますが、人々に信用してもらい、使ってもらい、流通させることがとても難しいのです。

 

フロック博士

じゃあ、具体的にどんなアルトコインがあるか一つづつ紹介していくぞ

タカシ

博士お願いします!

 

アルトコインの種類と特徴

ここでは、ビットコインをベースとしているアルトコインと、ビットコインとは目的や仕組みが異なるアルトコインをご紹介します。

 

ビットコインをベースとしているアルトコイン

 

Namecoinネームコイン(Namecoin):世界初のアルトコイン

これは世界初のアルトコインとして、2011年4月に誕生しました。2009年にビットコインが誕生し、その2年後に出てきたコインです。このコインには、DNS(ドメインネームシステム) という機能が追加されました。URLには「◯◯.com」「◯◯.jp」といった表記がありますが、これはIPアドレスという数字をわかりやすく表現するためにドメインという住所のようなものを参照しています。これは中央で管理しているのですが、DNS機能のドメインを中央管理ではなくて分散管理したほうがいいのではないか?という課題意識でこのコインが誕生しました。

Litecoin

ライトコイン(Litecoin):より速い決済を追求した初めてのアルトコイン

2011年に元Googleのチャーリー・リー氏が開発したコインで、ビットコインのブロックの生成時間を10分から2.5分にしたというものです。新たな機能を追加したわけではなく、それほど大きなアップデートではありませんが、誕生が早かったこともあり、非常にメジャーな仮想通貨となりました。

Monacoin

モナコイン(Monacoin):初の国産アルトコイン

2014年1月に日本国内初のアルトコインとして「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)で誕生しました。ライトコインをベースに作られたもので、大きな機能追加や改善はなく、「投げ銭」や「チップ」のような使い方を想定して開発されました。日本で誕生したこともあり、日本語の情報 やWebサービスが多いのが特徴です。

Bitcoin Cash

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)

ビットコインキャッシュは、ビットコインのデータ処理能力を上げるため、ブロックサイズの上限を1MBから8MBに引き上げることで解決したものです。ブロックに格納できるデータの総数が大きく増えましたが、ブロックチェーン全体のデータサイズが大きくなるため、非常に高性能なコンピュータでないと対応できず、同期に時間がかかるというデ メリットがあります。

Bitcoin Gold

ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)

ビットコインゴールドは2017年10月24日、ビットコインのハードフォーク(分裂して別の通貨になること)によって誕生しました。ハードフォークで誕生したものは、分裂当時のビットコインと同じ発行量が流通しますが、国内の取引所では扱われていません。プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work、PoW)のアルゴリズムを、ビットコインとは別のものを使用することによって、マイニングの処理速度を上げています。

 

ちなみに、ハードフォークによって別の通貨が生じた場合、取引所などのサービス機関は、元の通貨と分裂してできた通貨の両方の行方をしばらく眺めています。その後、両方の通貨が別々に永続することが確実と見られたときに初めて、別々の通貨として扱うようになります。
このとき、 分裂前に保有していた通貨に限り、分裂後は2種類の別の通貨として扱われ、どちらも有効とされます。一方、分裂後に保有した通貨に関しては、分裂前の通貨とはすでに互換性が無ないため、両方の通貨を保有することはありません。

 

ビットコインとは目的や仕組みが異なるアルトコイン

Ethereum

イーサリアム(Ethereum):あらゆるプログラムが実装可能なプラットフォームとその内部通貨

ビットコインは非常にシンプルで送金に特化したプラットフォームです。一方、イーサリアムはどんなプログラムも実装することができるプラットフォームで、「Dapps(Decentralized Applications」と呼ばれる分散型アプリケーションやスマートコントラクト(契約取引活動の自動化)を構築することをミッションとしています。

「イーサリアム」は仮想通貨の名称ではなく、プラットフォーム全体の名称です。このプラットフォーム上には、「イーサ(Ether)」と呼ばれる内部通貨があり、トランザクションの手数料として使われています。プログラムを実行するための燃料である「ガス」に変換され、分散型アプリケーションを使うときに消費されています。

イーサリアムの誕生のきっかけは、2013年、当時19歳だったヴィタリック・ブテリン氏によって考案されました。
当時、ブテリン氏はビットコインは目的が限定されていて不完全なのではないか、機能を拡張してスマートコントラクトが実行できるプラットフォームを作ったらいいのではないかと考え、イーサリアムの活動を開始しました。現在はイーサリアムファンデーションを中心に開発が進んでいます。

イーサリアムの場合、非常に計画的にアップグレードが実行されるようになっています。ブロックチェーンのパブリックな分散型コミュニティでは、中心的な意思決定者や機関が存在しないため、合意や意思決定に時間がかかり、途中でトラブルが起きれば議論が進まない、意思決定ができないといった事態が発生します。そういうことが起こらないようにするために、アップグレードの計画が立てられているのです。

2019年2月現在、3段階目までのアップグレードが実行されています。次の4段階目でコンセンサスアルゴリズムを変更することで、利用者やトランザクションの増加にすぐ対応する、よりセキュリティの高いプラットフォームの完成を目指しているといわれています。

Ripple

リップル(Ripple):分散型台帳の国際送金システムのプラットフォームとその内部通貨

リップルは、リップルラボ社が中心になって作った分散型台帳技術を利用した国際送信システムのプラットフォームです。既存の国際送金・決済システム「SWIFT(スイフト)」に代わる新たな仕組みとして考案されました。

特徴としては、ビットコインでは平均10分かかった決済をリップルでは4秒で行うことができます。リップルではブロックのことを「レジャー」と呼んでいます。このレジャーをマイナーが承認するのではなく、「バリデーター」と呼ばれる機関が承認します。その機関の80%が認めたレジャーのみが正当な取引として承認されるため、承認速度が速いのです。

「ゲートウェイ」と呼ばれる機関が利用者の資産を預かり「IOU(I owe you の略)」を発行し、そのやり取りで送金する仕組みです。
その送金の手数料として使用されているのが、XRPという仮想通貨です。このXRPは総量のほとんどをリップルラボ社が保有しコントロールしています。ここが、パブリックなブロックチェーンのビットコインとは大きく異なるところです。

なお国内では、SBIホールディングス株式会社がリップル社と組んで、アジアでリップルを使った国際送金・決済のネットワークを作ろうとして期待が高まっています。

まとめ

今回は、アルトコインの種類や特徴を、ブロックチェーン技術の視点からご紹介しました。ビットコインとの違いやそれぞれの特徴を知ることで、仮想通貨の可能性を感じていただけたのではないでしょうか?

今後も、ブロックチェーン初心者の方に向けた分かりやすい記事をお届けしたいと思います。


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